マジック

折角なので自分で整理するという意味を込めてグレーターブリッジの解説を。




デッキリストは6/10付けの日記を参照ください。




・デッキ作成
そもそも、何故よりよい品物を入れることになったのかと言うと、「偶然」その一言でした。
6月のCCCの前日、まだデッキの形を模索していた段階でした。
その日もCCCで何か新しい形を試すことは出来ないかとレアを入れていたBOXを漁っていたところで、ふと目に付いたのが「よりよい品物」でした。
説明は要らないと思いますが一応。
「クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:あなたは、生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを引き、その後カードを3枚捨てる。」
テキストを眺めること数分、もしかしたらこのカードは強いのではないのかと感じてきました。
ナルコブリッジのコンボには、2つの要素が必要となります。


1つは「発掘カードを墓地に落とす」。
もう1つは「発掘をする為にドローをする」。


ですので、この2つ要素を満たす(しかも、ドローが2回)ことの出来るバザールの大魔術師は、本当に強いカードです。それならば、同じく2つの要素を満たしたうえに、一度に何度も動くことの出来るよりよい品物は、かなり強いのではないかと考えました。
さっそく弟を呼んで品物について談義をすること数分、これは面白いカードだということとなり、CCCに採用することになりました。
まあ、この時には二人合わせて(というか自分しか持っていなくて)5枚しかなく、とりあえず弟に4枚貸して、自分はサイドボードに1枚仕組んでいくことになりましたが。(苦笑
結果は予想以上。動き出したら止まることの無いこのカードの魅力に、完全に取り付かれていました。
まあ、そんな感じで次の週の大会を目標によりよい品物を入れたナルコブリッジの調整を行い、LMCに持っていくことになりました。






・何故よりよい品物が強いのか
よりよい品物が何故強いのか。
一つ目は「爆発的な動きをできること」です。
例えば、以下の様な状態だったとします。


【場】ラノワールのエルフ、緑探し、よりよい品物
【墓地】ゴルガリの墓トロール、黄泉からの橋、残りはコンボに関係ないカード。
【手札】それなり。


1.ラノワールのエルフを生贄に捧げて、トロールを発掘(6)。ゾンビトークンを生成して、トロールを再度ディスカード。
2.ゾンビトークンンを生贄に捧げて1ドロー目でトロールを発掘(12)、この時点で大抵が臭い草のインプか追加のトロールが落ちていますのでそれを2ドロー目で発掘(今回はインプということで17)。で、発掘したクリーチャーをディスカード。
3.緑探しを生贄に捧げて、トロールを発掘(23)。ゾンビトークンを生成して、トロールを再度ディスカード。
4.ゾンビトークンを生贄に捧げて1ドロー目でトロールを発掘(29)、2ドロー目で発掘(今回もインプということで34)。発掘したクリーチャーをディスカード。


以上のように一連の動きでデッキの半分を墓地に落とすことが出来ます。実際には、ナルコメーバや追加の黄泉からの橋などによ発掘を続けていけますので、高確率でライブラリーを0にすることが出来ます。
このように爆発的に動ける強さがあります。



2つ目は、「相手にとっては不意打ちとなる」です。
上記の場を見てください。もし上の場からよりよい品物が無くなったとしたら、どう思うでしょうか。
恐らくほとんどの方が、「まだ中途半端にしか動いていないナルコブリッジである」と思うと思います。
しかし、実際にはよりよい品物を出すことで一気に勝負を決めている状態にすることが出来ます。
この「相手にとって予想外の動き」となることが、物凄く強みとなります。
実際にLMCでも、シングルの1回戦目や決勝戦において「動かないと思われていた場からの、よりよい品物の不意打ち」によって勝っている試合があります。
このような即死コンボ特有の精神戦を仕掛けることが出来るのも強みとなっています。
(恐らく、もう不意打ち的な強みは半減していると思いますが、逆に知っていれば知っていたで「突然死をするかもしれない」というプレッシャーが起こりうると思います)


以上が、自分が感じたよりよい品物の強みです。



とりあえず、長くなりましたので今日はここまでで。
明日はグレーターブリッジの動き方や、自分にとってのナルコブリッジの方針を書こうと思います。




本日のタイトルは、「東方花映塚」より、四季映姫・ヤマザナドゥステージの音楽です。
実は現在ネクロファンタジアとこの曲が、東方音楽の2大巨頭となっています。
風神録でも、多くの良い曲が聞けることを期待しています。
hirota氏にウォルト氏、また花映塚の対戦しよう〜。