マジック

ジャンキーの記事があがっていたので読みました。
あいかわらずのネタっぷりが激しい大会です。(笑
デッキ分布が載っていないのでどのくらいの量の青単がいたのかは分かりませんが、壊滅だったようです。
今回は、上位デッキから敗因を考察してみようと思います。



とりあえず筆頭として考えられるのは「沸騰」です。
このカードについての説明は要らないでしょう。
青単はこれが通ると9割方負けが確定します。
恐らく3〜4枚の「沸騰」に島を枯渇されて負けたことが一番の敗因だと思われます。
トロンがタッチ赤をしてまで入れているのですから、相当青メタられています(鹿島時代から青単はメタられていましたけどね〜)。



次に手札破壊です。
3位に入賞したデッキのように手札破壊によって手札をぼろぼろにされたために負けた。
そんな試合もあったと思います。
特に3位のデッキでは手札破壊忍者+「ネズミの短牙」と青単で特に対処しづらい手札破壊カードが採用されています。
恐らくこれら手札破壊の前に敗れ去ったのでしょう。



次は赤です。
赤=「沸騰」はもちろんの事、2位のようにポンザがいたことも重要です。
経験者なら分かりますがポンザははっきりいって辛いです。
自分の成績をみても5割ほどしか勝てていません。
これはひとえに先手ゲーと言える対戦であるからです。
青単先行ならばカウンターが間に合い、後攻なら間に合わずに負ける時が多いです(ポンザの「炎歩スリス」「かまどの神」はどちらも青単にはやばすぎるカードです)。
さらに、大抵の場合は先手を取った側が勝ちますが、時には「金属モックス」が先手はもちろんの事、後攻のポンザをも圧倒的有利にさせる事がありますので辛いです。
ポンザと青単については詳しく書くとそれだけでかなりの量になるので、とりあえずこれだけ書いておきます。
後は赤バーンも辛いです(まあ昔から青対赤は宿命の対決です)。



他には永遠の証人です。
これのおかげで青単のマスカンが増えた事が敗因に繋がっています。
自分も3枚目の証人消せなかった故に、今までの苦労をすべて水の泡にされて負けた事が何度かあります。
これは間違いなく青単の敵です。



忘れては成らない「すべてを護るもの、母聖樹」。
「カウンターされない」。
単純にして最も分かりやすい対カウンターカードです。
これ経由の「沸騰」や「すき込み」、「歯と爪」の前に成すすべも無く敗れ去ったのだと思います。



最後は1人しかいなかった白ウィニーですかね。
この対戦を自分は経験していないので実際の相性のほうは分からないのですが、予想としては白ウィニーに軍配が上がると思っています。
ですので、白ウィニーに負けた人がいたと思ってます。






こんなところでしょうか。
さて青単側の対策ですが。
「沸騰」はプレイングです。
もちろん「幽体の変容」は当然ですが、沸騰を打たれないプレイングをすることが何よりも大切です。
自分が見てきた中で一番多かったのが、
「隠れ石」を起動 → 対応で「沸騰」を打たれる → 負け
のパターンでした。
これは明らかにプレイングの問題です。
例え「幽体の変容」を持っていてもプレイングが悪ければすべてを台無しにします。
昔から言っていますが青単で一番大事なのは練習によるプレイングを磨く事です。


手札破壊は正直どうしようも無いですね。
もし対策を取りたいならば、盤面でのアドヴァンテージを取れるカードを使用する事です。
例えば「ヴィダルケンの枷」や「忘却石」などです。
これらは場に出してしまえば手札破壊の影響を受けません。
ですのでこういったカードでアドヴァンテージを取るようにすれば対策になると思います。


赤対策はポンザは、自分も「金属モックス」を使用したり、「無効」で相手の「金属モックス」を消すようにする、「送還」などのバウンスの増加があげられます。
赤バーンは「威圧の杖」や「太陽のしずく」でライフ回復していくことが、一番の対策になります。


永遠の証人は、「ひっかき爪」が一番です。
カウンターが足りなければ、カウンター以外で対策を取ればよいのです(もちろんカウンターを増やしてもいいです)。


「すべてを護るもの、母聖樹」は自分も使用したり、「編み直し」や「氷の干渉器」で使用できなくさせる。
または、ダメージを与える事で使用できなくさせることで対策が取れます。
青単では前者のほうがやりやすいですね。


ウィニーはバウンスを増加して、「ヴィダルケンの枷」に繋がるようにしていけば勝てると思います。



そんなわけで長々と書いてきました。
最後に一言、青単も環境の変化に伴い変わるべきだと自分は思います。



それでは、また次回。




明日は最後の「大学に行く日」になりますと、後々読み返した時のために書いてみたり。